求人業界にはびこる、タブーとも言える「未経験者歓迎!」という表記に潜む罠についてお伝えしたいと思います。求人業界に従事する者はきっと冷や汗ものの暴露になるはずです!

まず結論から言うと「未経験者歓迎!」とうたう企業の半数以上は未経験者よりも経験者を歓迎しています。だってよく考えてください。とあるメーカーが営業職を募集しているとします。そこにはお決まりの「未経験者歓迎します!」という表記が。でも、まったく営業経験のない方を獲ったら独り立ちまで、教育担当はものすごい労力がかかりますよね。「名刺交換はこうやります。」「電話でアポを取る時にはこのように話します。」「メールはこのように書くと好印象です。」というようにイチから説明していくとすると、人件費も教育期間もものすごいコストです。だから、営業経験者とまったくの未経験者から応募に来たら、間違いなく経験者の方を選ぶ。これは普通の考え方です。

なぜ、ここまで「未経験者歓迎!」という表記が溢れているのか。

理由は人材業界に従事する人(特に営業)の戦略があるからです。せっかく求人を出しても、応募数がゼロ人。これだと、担当の営業は企業に合わす顔がありません。だから、「未経験者も含めて幅広く応募を募りましょう。その中で経験者が来たら、その人と面接を設定しましょう。」という具合に、リスクを極力減らす提案をするのです。未経験者を歓迎してるくせに、応募書類ではじかれてばかり。この記事の読者にもそんな経験をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか。

「じゃあ結局未経験の自分は応募しても意味ないの?」

とお思いの方、ご安心ください。もちろん中には本当に未経験者を採ろうという意思のある方もいらっしゃいます。例えば「中小企業で知名度もないから経験者からの応募は期待していない。イチから育てていく覚悟がある。」「難しい業務ではないので、未経験者を獲ってもすぐに業務を覚えることができる。」「変にクセのついた経験者が来て自分流のやり方をされても困るから、まっさらな未経験者の方がいい。」という企業も多くはありませんが、あります。

ここでは「本当に未経験者を採る意思がある企業」と「経験者から応募が来たら絶対にそっちを採る企業」の見極め方をお伝えしたいと思います。まず給与欄をチェックしてください。「月給20〜25万円」というように幅を持たせている企業は経験者を欲しがっている可能性が高いです。経験者が来てくれたら25万円までなら出すよという意思の表れだということです。未経験者を本当に歓迎している企業は「月給20万円以上」というように上限が書かれていないケースが多いです。次に応募資格欄を見てみてください。未経験者歓迎と書いてありながら、◯◯の経験をお持ちの方、歓迎します。というような表記がされてある場合、本当に欲しいのは◯◯経験者のほうです。ほかには教育制度が細かく記載されているケースや、未経験者がたくさん入社しているという事実が記載されているケースは本当に未経験者を歓迎している可能性が高いです。いかに受かる見込みのない企業への応募を見極めて、受かる可能性のある企業だけに応募することが、内定への近道です。

今回の記事が、少しでもあなたの内定への近道になれば幸いです。

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