転職をしようとする人は、「次の会社では今抱えている不満をすべて解消したい」と考えることが非常に多いです。しかし、あなたの考えを否定するようで、申し訳ないのですが。はっきり言って無理だと思います。例えば、あなたが未婚30歳の女性だとします。「顔がよくて、背が高くて、年収が高くて、優しくて…」と結婚相手を探したら、ほとんど見つからないでしょう。そこで、「優しければ、年収はそこそこでいい」と条件を緩めると、一気に該当異性が増えます。転職活動も婚活もある意味同じです。婚活と同様に、希望要件に優先順位をつけてみてください。

転職活動は考え方1つで一気に成功確率が上がる

しっかりと理由まで考えて紙に書き込んでみることをおすすめします。譲れる条件をいくつか外してみると応募できる企業が倍以上に増えることがよくあります。完璧な人がいないのと同様、あなたにとって完璧な企業はないのです。このように条件を緩めたことで、転職がうまくいったケースがあったので、こちらでご紹介させていただきます。

年収の優先度を下げたことで理想とする環境を手に

希望条件に明確な優先順位をつけていたからこそ、思い描いていた通りの転職に成功した事例です。Aさんは、年収1,000万円以上の投資用不動産の法人営業職で働いていましたが、先行き不安定さに不安を感じ、転職活動をスタート。キャリアアップを望んでさらに年収を上げようとすると、難易度は当然かなり上がります。しかしAさんは、「給料が下がってでも、落ち着いて仕事ができる環境で働きたい」「今のような数字に追われて精神的に疲れる環境から脱したい」という気持ちを強く持っていました。それで、年収が300万円もダウンすることになりますが、地方にあるとある企業への入社を決めたのです。Aさんの奥さんも「田舎は物価が安く、給料が下がってもカバーできる」と了承してくたとのことでした。今は、自宅から車で15分程度の会社で、満足感を持ちながら働いているそうです。

自分の理想の企業を客観的に考える

転職活動に行き詰まったら、いったん自分の立ち位置や思考をつかむために、希望条件を書き出してみてください。「絶対譲れないもの」そして「ここは譲ってもいいもの」これらwがそれぞれどこにあるのかを確認するため、書き出した条件には、必ず優先順位をつけてください。それから書き出した条件と、さまざまな求人情報の内容を照らし合わせてみてください。そうすることで「自分の希望条件を満たす企業」を探しだすことができるはずです。焦れば焦るほど、自分のことを客観視できなくなりがちです。しかし、この作業によって自分の条件が厳しいものかどうかが、客観的に確認できると思います。それでも希望条件を満たす企業がまったくなかったり、選考にかすりもしないというのであれば、優先順位の低い方から条件を緩めていきましょう。この緩めるタイミングが転職活動でもっとも難しい要素の一つかと思いますが、そうすることで視野が広がり、転職活動に新たな活路を見出せるはずです。

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