新しい仕事がスタートすると決まった日から、ピンとした緊張感があるのではないでしょうか。緊張の中には、ワクワクと希望に満ちた気持ちと、どうなるのだろうと不安な気持ち等が入り混じっていることでしょう。子供は、新しい環境にも躊躇なく飛び込んでいきますが、大人になると、飛び込む前にあれこれ考えてしまい、不安を感じやすくなります。誰でも新しい環境、新しい仕事を始める前は、少なからず不安になるものです。ここでは、不安な気持ちを払拭する方法をお伝えしていきます。不安は大きくなればなるほど、大きな勇気が必要になります。不安な気持ちを少しでも払拭し、自分が歩き出せるだけの勇気を持って新しい仕事をスタートさせましょう。

新しい仕事の何が不安なのか、原因を突き止めましょう

新しい仕事に感じる不安の原因は人それぞれです。不安を払拭するためには、原因を知る必要があります。あなたの不安の原因は何ですか?

仕事をちゃんと教えてもらえるか不安

新しく入ってきた人に、仕事を教えるのは当然のことです。しかし教える人によって教え方は異なります。言葉足らずや段取りの悪い人、「見て覚えて」と説明すら無い人…どんな人があなたに仕事を教えてくれるのかは、スタートしてみなければわかりません。はじめは「覚えること」が仕事なので、教えてもらえなければ覚えることも難しくなります。教えてくれる人の教え方次第の時期なので、ちゃんと教えてもらえるかどうかはとても大事です。

上司がいやな性格じゃないか不安

一緒に働しく人たちとの人間関係は、職場の居心地に大きく影響します。特に直属の上司との相性は気になるでしょう。怖い人だったらどうしよう、理不尽な人ならどうしよう、自分のことを受け入れてくれるのか…。仕事や環境に不慣れな時期の指揮命令者であり、自分の能力を評価する上司となる人なので、相手の性格や自分との相性が気になるのは当然です。

早くに仕事を覚えられるかが不安

新しい職場では、わからないことばかりで、何をするにも先輩や上司の指導を仰がないと出来ません。人に教えてもらうにも、相手の仕事を邪魔するような気がして、早く仕事を覚えて独り立ちしたいと考えるでしょう。退職する人の補充要員として採用されるケースでは、先輩が退職する日までが引き継ぎ期間となります。つまり先輩が退職するまでに独り立ちしなければなりません。限られた時間の中で、覚えなければと焦るほど、不安も増します。

会社に貢献できる人材に成長できるかが不安

「自己成長」を目的に、新しい仕事に挑戦する方は多いです。よく、「やりがい」という言葉を良く耳にしますが、「仕事のやりがい」とは何でしょう。曖昧で抽象的な言葉なので、当たり前に使っていても、実はよくわからなかったりします。「やりがい」とは会社や社会に認められ、評価され、それによって自分が成長し、将来につながるであろう「希望」を見出すことなのではないでしょうか。職場が決まるまでは、新しい職場を決めることに意識が向いています。しかし、いざ新しい仕事が決まると、意識がその先の将来に向くため、不安も大きくなります。

社風にマッチするのか不安

「所変われば品(水)変わる」ということわざがあります。これは場所ごとに風習や文化が変わるという意味で、仕事にも当てはまります。職場ごとに「当たり前」とされている風習や文化が違います。これがいわゆる「社風」というやつで、職場全体の雰囲気や価値観です。仕事の進め方、会議の進行方法、コミュニケーションの取り方、懇親会のノリ…等。誰だって「馴染みやすい職場」を望みますが、どんな雰囲気なのかは入ってみないとわかりません。入ってみないとわからない、想像すらできないから不安になります。

新しい仕事に対する不安を払拭するために心がけるべきこと

新しい仕事のやり方を徹底する

職場ごとに仕事のやり方は違います。例え前職と同じ内容の仕事に就いたとしても、職場が変わればやり方も変わるものです。新しい仕事をスタートする時は、新しい職場のやり方を覚え、徹底するようにしましょう。「前の職場では違うやり方だった」等と、「前の職場の方が優れている」と支持するような発言は禁句です。「郷に入れば郷に従え」新しい環境に飛び込んだら、そこのやり方に従うのが賢いという意味のことわざです。

人と話すときはとにかく笑顔でいる

上司、先輩など、職場の人と話をする時には笑顔を心掛けましょう。最初は名前も顔もわからず、覚えるだけで精一杯でしょう。しかし、上司や先輩たちにとって、新しく入ってきたあなたは注目の的になっているはずです。それまで同じメンバーで仕事をしてきた彼らにとって、新人が入ることは刺激的なことだし、マンネリ化した日常に変化をもたらしてくれる存在だからです。あなたの言動は、他の人以上に鋭くチェックされています。だからこそ、笑顔で明るく、元気よく挨拶をしていきましょう。笑顔は、あなたの第一印象を良くするだけでなく、上司や先輩たちにとって、良い刺激となるからです。

わからないことは積極的に質問する

はじめは右も左もわからないのは当たり前です。大事なのは、わからないことをわからないままにしないことです。本当はわからないのに、質問することが出来ずにわかったふりをしてしまうと、後で苦労します。わからない時は、そのまま放置せず先輩に「わからないので教えてください。」と質問していきましょう。質問をすることは、学ぼうとする意欲が相手に伝わるだけでなく、自ら質問して教えてもらったことは、覚えやすく、忘れにくいのです。ただし、何度も同じことを質問するのはいけません。教えてもらったことは、メモを取って後々一人で確認できるようにしましょう。

新人なりに自分からできることを探す

はじめは指示されたことをこなすだけで精一杯かもしれませんが、少しずつ自分が出来ることを見つけて、自主的に動くようにしましょう。受け身に徹するのではなく、積極的に動く姿勢は、周りに前向きなやる気として伝わります。「言われたことだけをやる」ではなく「言われなくても、自分が出来ることはやる」です。

信頼できる先輩に社風を聞く

職場によって社風は違いますが、はじめは何が違うのかがよくわかりません。しばらく様子を見ながら、先輩たちとコミュニケーションを取っていくと思いますが、この時期に信頼できる先輩を見つけましょう。自分にとっての常識と非常識が、この職場ではどう違うのか、直接相談し、教えてもらうといいでしょう。そして、先輩から聞いた社風を素直に聞き、新しい常識に自分から歩み寄り、溶け込むようにしましょう。

それでも不安な時は・・・

面接した時の気持ちを思い出す

新しい職場に入ろうとした時の気持ちを思い出してみましょう。何故この職場に入ろうと思ったのか、自分はここで何を実現しようとしたかったのか…面接した時の「自分の気持ち」を思い出してみましょう。希望や目標を見出したからこの職場についたはずです。その時の気持ちを思い出すことで、自然とモチベーションは上がります。そして、モチベーションをあげて仕事に取り組むことは、不安を解消することにつながります。

五年先を想像する

はじめは仕事や人を覚えることに精一杯です。一日一日をこなすことが精いっぱいのスタート仕立ての時期は、ついつい目先のことだけに意識が向いてしまいがちです。しかし、敢えて少し長いスパンで自分の将来を想像してみましょう。今の仕事を覚え、職場にも馴染んだあなたは、五年後、どうなっていますか?どうなっていたいですか?出来るだけ具体的に、理想とする明るい未来を想像してみましょう。手帳や紙に書きだしてみるのも効果的です。あなたが想像した明るい未来を実現するためには、今を一歩ずつ前に進めることしかありません。五年先を想像し、今の自分を奮い立たせましょう。

もし合わなかったら転職すればいいと割り切る

これまでご紹介してきた方法を含め、何をやっても、どう努力しても不安が拭えないという方もいるかもしれません。そんな方は、最終手段として「転職」を考えるのも今を乗り越える方法です。どうしても馴染めない、肌に合わない職場もあります。男女が恋愛対象にならない相手のことを「生理的に合わない」と言いますが、仕事や職場にも生理的に合わないところはあるものです。「本当に嫌ならやめて転職すればいい」と割り切りましょう。自分に「万が一の時には転職していいよ」とオーケーを出してあげるのです。そうすることで気持ちが楽になり、新しい仕事への不安も減って積極的になれるでしょう。

まとめ

新しい仕事や環境は、どんな人でも緊張するし、不安も感じるものです。右も左もわからない時に、早く仕事を覚え、先輩たちに早く馴染もうとするとハードルは高くなります。高いハードルは見上げてしまいます。見上げたハードルを前に、「自分に超えられるだろうか」と不安になってしまうでしょう。急ぐ必要はありません。ゆっくりと一つずつ「確実に」覚え、馴染んでいけばいいのです。目の前のやるべきこと、出来ることをハードルにしてください。そのハードルは見上げなくても飛び超えられます。そうやって、一つ一つのハードルを越えていけばいいのです。目の前のやるべきことを「確実にこなす」、それだけに集中していきましょう。

 

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