仕事をしていると、誰もが迷ったり、困ったり、悩んだりしています。ここでは、「なぜストレスを感じるのか」具体的な原因を探っていきます。更に、「ストレスを解消する具体的な方法」も取り上げます。あなたが今ストレスを感じているのであれば、ストレス解消の糸口が見つかるかもしれません。あなたが今はストレスを感じていなくても、疲れた時に試してみてください。自分の心の中にあるストレスと向き合うのは気持ちのよいものではありません。中にはストレスを解消することすら諦めている人もいるかもしれません。

ストレスは「上手に付き合う=共存」だけでなく、「積極的に解消する=排他」することが出来るものです。もし少しでもストレスを和らげることが出来たら、あなたの今日は昨日よりずっとよい一日になるでしょう。あなたの心は少し前よりずっと軽やかになることでしょう。「ストレスを解消しよう」そう思うことから、ストレスは解消できるのです。

そもそも仕事のストレスの原因は何?

「うまくできない自分にイライラする」「相手が思う通りに動いてくれなくてイライラする」「一生懸命頑張っているのに評価されなくてイライラする」「周りとの人間関係がうまくいかずイライラする」人は、ちょっとした「想定外」が積み重なるとストレスを感じます。

「うまく出来そう」と思って取り掛かった仕事が、思っていた以上に苦戦して、思い通りの結果が出せない時…「うまく出来る」と想定していたあなたに想定外のことが起こったことになります。同じように「あの人はきっとこうしてくれる」と思っていたのに、相手が全く違う言動を起こしたら、これもやっぱり想定外です。人が行動をする時、誰もが少なからず行動した後の状況や状態を頭の中で想定してから行動します。想定内のことは穏やかな気持ちで対応できるけれど、想定外のことが起こると、大小の違いはあっても、誰でもショックを受け、心がざわつきます。この「心のざわつき」こそ、ストレスなのです。

上司や先輩の人間関係

あなたの上司は良い上司ですか? 職場の先輩は良い先輩ですか?それともその姿を見ているだけでもムカついたり、緊張したり萎縮してしまいますか?例えば、部下の仕事のやり方や言動を細かくチェックし、何一つ部下の裁量を求めない上司や先輩の場合、あなたにとって良かれと思ってとった行動も、「自分は指示していない」という理由で激怒されることがあります。しかし、このタイプは裁量・指示通りに仕事をこなしても、怒りを買うことがあります。大抵怒りを買うのは、指示通りに動いた結果がうまくいかない時です。それまで「私の言う通りにすればいい」と言っていた上司が、結果が悪い時だけ「そのくらい指示されなくても、対処できただろう」「自分で考えることも出来ないのか!」と激怒したりします。

挙句の果てに「こうなったのはお前のせいだからな」と、責任を擦り付けられることもあるかもしれません。少しでも違うことをしたら叱られ、言われた通りにやったら叱られ、こうなるともうどうしたらいいのかわからなくなります。

仕事をする上で、上司や先輩との関係は切っても切れない関係、逃れられない関係です。どんなに最悪な上司や先輩であっても、その職場にいる限り、最低限付き合っていかなければいけない相手だからです。上司や先輩との関係にストレスがあると、仕事に対するモチベーションが下がるだけでなく、職場に行くことすら嫌になり、会社を辞めたくなることも考えてしまうかもしれません。

成績不振

仕事で思うような成績が出せない時も、大きなストレスを感じます。一生懸命努力し頑張ったのに、思い通りの成績が出せなかったり、努力と労働に見合う評価が得られない時、イライラしたり、落ち込んだりするでしょう。中には努力する以前に「モチベーションが上がらない」「やる気が起きない」と嘆いている人もいるかもしれません。そんな自分を「どうにかしなければ」と頭で思ってはいるものの、モチベーションを上げる方法がわからないという人もいます。モチベーションが上がらないと、一般的に成績も不振になるものです。誰でも「結果を出そう」「成績を残そう」として仕事をこなしています。同時に、労働に見合った結果を期待しています。それなのに、結果が出ない時、成績が残せない時、「こんなはずではなかった」と愕然とします。成績不振の人の中には、これまでも何度か失敗し、それでも自分を奮い立たせ、精一杯努力してきた人もいるでしょう。「出来るだけのことはした」という人の中には、努力した自分、頑張った自分への労いがあり、自信があります。だからこそ、結果が伴わない時のショックは大きく、努力も頑張りも踏みにじられた気持ちになり、大きなストレスを感じるのです。モチベーションが上がらない人が陥りやすいのは、「どうせ自分なんて」と自分自身に劣等感を植え付け、成績不振の現実を受け入れようとします。しかし、その一方で「このままではいけない」と追い立てられた気持ちも感じています。私たちは仕事をしている限り「結果を出す」「成績を残す」ことを常に意識しているからです。

通勤

職場でのストレス以外に、働く上で必ず必要なのが通勤時間です。それぞれ通勤手段や通勤時間は異なりますが、一般的に、通勤時間が長い人ほどストレスを感じやすいと言われています。就業時間の何時間も前に起きて、一時間や二時間、中には三時間近くかけて出勤し、会社についた時には、すでにひと仕事終えた位へとへとになっています。例え通勤時間が短くても、満員電車に乗るのかストレスに感じる人も多いはず。それでも仕事が始まれば、その日のスケジュールをこなし、残業をすることもあるでしょう。ようやく仕事が終わったとしても、ほっとするのもつかの間、また時間をかけ、満員電車に揺られて帰宅しなければなりません。通勤のストレスは、主に時間を消費することですが、通勤時間の長さに比例して睡眠時間も減少し、睡眠不足というストレスの要因でもあります。もしあなたが通勤時間にストレスを感じていたら、こちらの記事もご覧ください。通勤時間が長い人、必見!有効活用術

お客様からのクレーム

営業や接客など、人と接する仕事の人がストレスを多く感じるのが、お客様からのクレーム対応です。どんなクレームでも対応は疲れますが、自分がミスをしてしまって、それを指摘されるクレームであれば、まだ納得が出来ます。中には、理不尽なクレームも多く、それがどんなに理不尽だとしても、相手がお客様である以上、安易に突き放せないのが、またストレスです。営業や接客業では、胸元にネームプレートを付けて仕事をしている人も多く、その場合は名指しでクレームを言われることもあるでしょう。今の時代、多くの組織でクレーム対応は「顧客対応」の一環として捉えています。「お客様相談室」など、お客様からのご意見やクレームを一手に引き受ける仕事も存在しています。クレームを専門的に扱う仕事についている人は、「会社の顔として対応するように」などと指示されますが、いくら仕事とはいえ、クレームなどのネガティブな発言を耳にするのは、精神的なストレスになります。特に、納得できない内容であればあるほど、心の中がモヤモヤ、イライラし、大きなストレスを感じます。

体力的な疲労

ストレスには、精神的なストレスだけでなく、体力的な疲労、ストレスもあります。体力的なストレスには、過重労働など身体的なストレスだけでなく、紫外線や化学物質、花粉、埃など、通勤や職場における環境によるストレスも含まれます。疲労がたまると、「最近身体がだるい」「一日中目が覚めない」「しっかり睡眠時間をとっても疲れが取れない」「朝起きられない」など様々な症状を発します。私たち人間には、「自然治癒力」という力が備わり、身体を休めている時間や睡眠時間に、疲労を修復してくれる力があります。しかし、疲労を感じているのに休まず働き続けたり、十分な睡眠を確保できずにいれば、疲労は修復されず、蓄積されていきます。疲労が蓄積されると、身体の免疫力が落ち、風邪をひきやすくなったり、治りづらくなり、慢性的に体調不良の状態が続きやすくなるのです。最悪の結果、心筋梗塞や脳溢血など、重大な病気を引き起こすこともあります。最近では「過労死」という言葉もよく耳にするようになりました。心配な方は、こちらも参考にしてみてください。過労死前兆の18の症状!電通の過労死問題は他人事ではない!

寝不足

寝不足もストレスの大きな一つです。年齢が若い人は「一日くらい寝なくても平気」と、徹夜も苦にならない人もいるかもしれませんが、寝不足は心身に不調を与えます。多忙な業務や通勤時間など、仕事に関わることだけでなく、遊びやスポーツ、スマホやゲームなど、睡眠時間を削ってしまう原因は多々あります。現在仕事にストレスを感じ、思い悩んでいる人の場合は、布団に入っても悩みが頭から離れず、あれこれ考えて眠れないという人もいるかもしれません。ゆっくり寝たいのに眠れないというのは、それだけでストレスです。また、気持ちよく寝ている時に、目覚まし時計で無理やり起こされるのもストレスと言えるでしょう。寝不足になると、一日中目が覚めなかったり、うっかりミスが増え、身体的にも精神的にも大きなストレスを与えます。

仕事のストレスを確実に解消させる7つの方法

体を動かす、運動する

運動がストレス解消になることは、運動する・しないに関わらず、多くの人が周知しています。身体を動かすことで、心拍数や血圧があがり、呼吸が整えられ、酸素を十分に身体に取り込めるようなります。呼吸を整えることは「ヨガ」や「気功」などで、精神的なストレス解消につながることは知られています。運動すると、筋肉の弾力が生まれ、瞬時にテキパキと動けるようになりますが、身軽に動ける自分を見ることは、自信になります。ウォーキングであれば、どこまで歩く、何分歩く、何キロ歩く…など、予め目標を設定して行えば、目標をクリアした時に得られる達成感は、気持ちを前向きにしてくれるでしょう。

好きな音楽を聴く

ストレス解消に好きな音楽を聴くのも効果的です。心地よい音楽は精神をリラックスさせる効果があり、また脳を鍛え、集中力を高める効果もあると言われています。聞く音楽は「好き」であることは大切ですが、その時の気分に合わせて選曲することも大切です。例えば、普段ヘビメタやハードロックが好きな方でも、気持ちがひどく落ち込んでいる時には、ハードな音楽は邪魔に感じることがあります。落ち込んでいる時には、音が邪魔にならない、無意識で聞いていられるような音楽がお勧めです。また、他のことを考えず音楽に集中したい時には、ヘッドフォンを使うといいでしょう。10分~1時間、好きな音楽を聴いていると、聴き終わった頃には、気持ちの中のイライラが消えています。

自然に触れる

植物や樹木など、自然に興味がないという方でも、仕事の休憩時間に近くの公園で過ごすと、気分転換になるという人は多いです。もしあなたが、都会で生活しているとしたら、周りの環境はコンクリートやアスファルト、ビルばかり。意識をして自然のある場所に出向かないと、なかなか触れる機会がありません。母なる大地である自然には、理屈抜きに人を癒す力があると言われています。理屈であれこれ考えず、とりあえず自然の中に出かけてみましょう。何も考えず、目の前の風景をぼーっと眺めて過ごしているだけでも効果があります。この時、頭の中にストレスの原因と思われることが過ぎったら、意識して考えないようにすることです。頭を空っぽにして、自然の中に身を委ねると、身体も心も軽くなるのを感じるでしょう。

動物に触れる

あなたは犬や猫、鳥、馬、イルカなど…動物は好きですか?近年、「アニマルセラピー」という心理療法が注目を浴びています。個人はもちろん、医療の現場でも取り入れられるようになりました。アニマルセラピーは、動物に触れることでストレスを減らし、自信を回復する効果があると言われています。犬や猫を撫でていると、オキトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌され、気分が穏やかになり、高揚します。オキトシンは好きな人と触れ合うことで分泌されるホルモンですが、動物と触れ合うことでも分泌されます。別名「幸せホルモン」と言い、その名の通り気持ちをリラックスさせ、幸せな気持ちになります。人は幸せに浸っている時、不安や恐怖心は消え、ストレスが解消されています。

好きな香りをかぐ

街中で人とすれ違った時、すれ違った人の香りに振り向くことはありませんか?自分の好きな香りをかいだ時、気分が良くなったり、リラックスする効果があると言われています。また、特定の香りをかぐと、過去の記憶が蘇ることもあります。タバコが好きな人はタバコのにおい、お酒が好きな人はお酒のにおいをかぐと落ち着きます。香水、芳香剤、アロマオイルなど、お好きな香りでストレスが解消されます。

買い物をする

ストレス発散に買い物をするのも効果的です。気分が落ち込んでいる時に、買い物をすると気分が良くなります。この方法は特に女性に多いのが特徴です。前から欲しかったものを思いきって買う、予定していなかったけど気に入ったものを買うと、手に入れた喜びから気持ちが高揚します。ただ、買った後で後悔が残ったり、買ったことすら忘れてしまう買い物は、ストレス発散になりませんのでご注意ください。

映画や読書で現実逃避

ストレスが溜まってイライラしている時に、映画や読書で、その物語にのめり込むと発散できます。泣きたい気分の時には、思い切り感情移入して泣けるストーリーのものを選ぶと、思い切り泣けます。人は涙を流すだけで副交感神経が刺激され、リラックスする効果があります。映画を見る時には、ビデオより映画館がお勧めです。暗い館内で大きなスクリーンとスピーカー。ストーリーに集中できます。笑いたい気分の時にはコメディ、すっきりしたい気分の時はアクションなど、その時の気分で選びましょう。

意外にも⁉︎ストレスがなくならない間違った解消法

思いっきり寝る

適度な睡眠はストレス解消に効果的ですが、寝すぎは逆効果。寝すぎると身体も脳もだらけて、余計にすっきりしなくなります。すっきりしないだけでなく、寝ている時間が長すぎると、血行が悪くなり頭痛や肩こり、腰痛を引き起こし、身体中がだるくなることがあります。身体がだるくなると、気分も落ち込んでしまいます。

誰かに愚痴る

ストレスが溜まってイライラしている時、イライラする気持ちを誰かに聞いて欲しくなることがあります。気心が知れた信頼できる相手に愚痴って発散できることもありますが、あまりお勧めできません。愚痴る内容というのは、ネガティブな内容が多いので、ネガティブなことばかり話をしている自分に自己嫌悪に陥る可能性があります。また、愚痴った相手に対して「悪かったかな」「愚痴ってばかりで嫌な人だと思われたかな」と、新たなストレスを貯めてしまう可能性もあります。

ネット、ゲーム、スマホ

ひたすらパソコンやスマホでネットサーフィンしたり、ゲームをするのは、一見ストレス発散になりそうですが、逆効果です。パソコンやスマホを見ている時、脳はフル回転で働いています。脳は休息もリラックスも出来ず、神経は常に緊張状態なのです。気持ちは気分転換になっていたとしても、脳も神経にはストレスを与えているだけです。

人と会う

ストレスを発散したい時、友達とあってバーッと騒いで発散したくなる時ってありますが、人と会って余計に気分が落ち込んでしまうこともあります。落ち込んでいる時に、あまりにも幸せそうな友人と会うと、自分だけ取り残されているような気分になったり、自己嫌悪に陥ることがあります。また、無理やり気分を盛り上げようと、頑張って騒いでも、どこか冷静で虚しく感じてしまうかも。人と会ってストレス解消をする場合は、「会いたい」と心から思える相手に限ります。無理をして会おうとすると、余計ストレスを増やしてしまう可能性があります。

まとめ

生きている限り、ストレスはつきものです。恋愛、受験、就職、仕事、人間関係、結婚、子育て、家族関係など、人生には嬉しいこともつらいことも起こります。それによってストレスを受けるのは、感じ方の違いはあっても、全ての人が同じように味わっていることなのです。ストレスを全く貯めなくすることは、不可能に近いことかもしれませんが、ストレスを解消することは可能です。ストレスが溜まっているのに、我慢をして放置していると、どんどん不満や不安が大きくなってしまいます。こうなると心も身体も悪循環に陥ります。大事なことは、ストレスを当たり前にしないこと。自分でストレスを発散しようとすることです。自分に合う方法を見つけて、適度な発散を心掛けていきましょう。

 

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